新年明けましておめでとうございます。
今日は立春に最も近い新月、和暦の元旦です。
昨年も大変お世話になりました。
三宅商店が無事に年越しを迎えられたことは、ひとえに皆さんのお陰様です。
この一年は、本当に大変化の一年でした。
和暦年越しを経て、商店オーナー夫妻のもとに元気な息子が産まれたのは、3月頭。
その2週間後の春分の頃に計画していた「三宅商店シャイン研修」は、遠方からのスタッフの移動中の感染のリスクや、遠方からのスタッフを迎える現地スタッフの戸惑いなど、を踏まえて直前で中止を決定しました。
この頃から「現時点ではわからないことが多すぎる。まずはできるかぎり氣をつけていこう」という認識を共有しあって、商品の発送作業のための出勤人数を1日1人、または1家族にしたり、商店に届いた発送物を2日置いてから開梱するようにするなど、試行錯誤を続けてきました。
また、特に都心部に暮らす人たちが外出制限などで買い物に出られなくなることを予測して「生活必需品として仕入れておくべきものは何なのか」「三宅商店はこんな時に何ができるのか」について何度も話し合いを重ねて、商品のラインナップを見直してきました。
スタッフそれぞれの暮らしや子育てや、所属するコミュニティが劇的に変化していく中で、仕事とプライベートの垣根を越えて支え合い、なんとか切り盛りしてきました。
そんな大変な一年だったからこそ、ひとりひとりのお客様方に支えられていること、自分たちのチャレンジや提案を受け止めてもらえていることを強く実感しています。
そして、皆さんの存在を心から有り難く感じています。
今私たちは、春からの路面店オープンに向けて準備を進めています。
「この場所を継いでほしい」と声をかけてくださった、戦後から続く商店のオーナーさんの思いを受け継ぎながら、私たちが大事にしていきたいことをそこに織り合わせながら、皆さんと共に新しいお店のあり方を創造していけたらと思います。
いつもありがとうございます。
2021/02/12
04:06
睦月(むつき)朔
※朔=ついたち=新月のこと
━ 新月元旦から満月小正月までが正月行事
すべてが新しく生まれ変わることの気持ちよさは、この旧正月ならでは。
正月行事、並べてみると・・・
お年始の挨拶、お年賀参り、初門出、初夢、初詣、書き初め。
お屠蘇、福笑い、凧揚げ、若水を汲んで福茶、初竈(かまど)、初炊(かし)ぎ。
俎始(まないたはじめ)、祝い箸、雑煮、七草がゆ。
市始め(十日えびす)、仕事始め、買い初め。
あらゆるジャンルで、仕切り直しがあります。
このように、身辺のあらゆるものを見直して、心機一転して、新しく生まれ変わる時期なのですね。
古いものを捨て、新しいものを迎えることで気持ちも環境も切り替わり、太陽と月とともに新たな一年をはじめることができます。
日常生活の中では、食事におめでたいおかずを一品増やしてみたり、神棚や仏壇やお墓など普段手をつけない祖霊や氏神さまに触れて新年を祝うのも良いでしょう。
現代ではオフィスやパソコンのデスクトップをきれいにしたり、スマホのバックアップなどもいい機会かも知れません。
また年末仕事としては、会計年度の切り替わる3月までに帳簿整理などもこの時期にできると気持ちが良いですね。
新月からのはじまる正月行事は、満月(2/27)となる小正月まで続きます。
これから月が満ちていく2週間、旧正月を楽しみながら季節の暦を生活に取り入れてみてください。
━ 二度目の元旦
この新月は一年の元となる日、特別な日。
みなさんはどんな一日を過ごしますか?
季節は土用の真っ最中、物事も春に合わせて動き始めてきます。
一年の計は元旦にあり!、とは今日のこと。
もちろん書き初めのようにあらたに決意表明したり目標を立てるのも良いですし、日頃、頑張っている方などは疲れた身体をぐっすり休ませる寝正月で初夢を見るのもいい過ごし方です。
旧正月を意識することは、太陽と月のリズムに合わせる自分自身の一年のチューニングのようなものです。
この機会を特別な一日にしたいですね!
ー「地球暦」ウェブサイトより引用(一部加筆しました)
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