株主は、そもそも安全で美味しくて安いオリーブオイルが欲しくて株主になっていますから、

配当金を求めてオリーブオイルの質が下がったり価格が上がったりしたら本末転倒です。

ですので、(株)貊村の株主は配当金を求める必要がありません。

むしろ配当は、オリーブオイルそのもの。

コスト原価でオリーブオイルを買える小売店はなかなか存在しません。

(株)貊村の株主になることで、利益が上乗せされていない高品質で安全なオリーブオイルを、

定期的に買えること自体が十分な配当になっています。

一方、事業を維持する資金を株主の1,000円の貸付金で準備でき、

あとは十分な給料を従業員に支払うことさえできれば、

配当金の工面や会社を肥やす必要がないため、

最大限の利益拡大を狙うような不自然な経営や経済活動をしないで済みます。

また産地は、消費者からのまとまった量の事前注文を受けることができるので、

安心した取引を持続して行え、オーガニックでの栽培と在庫の確保に努めていただけます。

実際に2020年、2021年はコンテナでの輸入を年に６回ほど行うペースで取引が進んでいます。

会社は利益追求型ではないので、生産者から安く買い叩く必要もありません。

十分なお支払いをし、良い商品を安定して提供して頂けることが、

会社にとっても株主にとっても嬉しいことです。

生産者としてもモチベーションにつながるだけでなく、より硬い信頼関係が築けます。

消費者(株主)の数が増えれば、需要も増え、

コストは生産面でも流通面でも相対的に下がっていきますので、

一本あたりの単価は、（農家への負担なく）下げていける見立てです。

（まだ、安定した事業には株主数が少ない状況ではありますが、2019年8月には、法改正による送料改定や消費税率や社会状況の変化などで、一度値上がりをせざるを得ませんでしたが、シンプルなビジネスモデルが功を奏し、１本あたり50円に抑えることができました。）

「消費者」＝「株主」とするだけで、

こんなにも良い循環が生まれます。

資本主義の弊害の部分がなくなり

よりよい経済モデルとなります。

そして、未来につながる

消費活動となります。

もっと詳しく知りたい人は

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購入したい方は

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株主と考えると

難しく聞こえてしまいますが、

1,000円の会員制の共同購入の一種と

考えてもらうといいかもしれません。

是非みなさまにも、この共同購入に参加し、

この仕組みを支える一員になって欲しいと

思っています。是非ご参加ください。

2022.08