目次
1.二月のビッグイベントといえば?
2.二月のビックイベントのイロハ
3.甘いもののお供
4.たまにですから雰囲気も演出
5.未練がましく
1.Happy Valentine
三宅商店はバレンタインデーなんかには乗っかりません!
と言いそうなのかもしれませんが、ここは一つ乗っかります。
華やかなイベントの裏には「これはチョコレート業界の策略だ」とか「生産地での児童労働が」とかいう問題提起も聞かれるバレンタインデー。三宅商店がバレンタインデーに関わろうが関わらまいが、世の消費動向が大きく動くのは否定しようがありません。
『SPEND SHIFT 消費動向は世界をつくる』
を店のコンセプトに掲げている三宅商店ですから、当然真っ向から消費の波に乗っかって行きます。
いつも買っている、あんなものやこんなものをを、オーガニックだったりフェアトレードだったり、使う人に、生産者に、そしてもちろんこの地球に優しい商品に替えてくれたら。
スタッフ一同そんな想いで日々の業務に取り組んでいます。
イベントとなると盛り上がる人もいれば、イベントだからこそ冷めちゃう人もいるはず。
それでも誰かに「ありがとう」と言って贈り物をしたり、たまに贅沢なチョコレートを食べたり、久しぶりに甘いものを食べれたり、いつも通り甘いものを食べれたり、イベントだからこそのきっかけがあると思います。三宅商店では各種チョコレートを販売しております。恋人に友達に同僚に家族に自分にいかがですか。
2.チョコも好きだけどチョコ以外も好きです
そもそもバレンタインデーとは何かおさらいしてみましょう。
諸説あるようですがキリスト教の司祭だったバレンタインさんが殉教した日というのが一般的です。
時のローマ帝国皇帝クラウディウス2世は故郷に恋人を残した兵士がいると軍隊の士気が下がると考え、彼らに結婚を禁じましたが、バレンタインさんは内緒で彼らの結婚式を行っていました。そのことが皇帝にバレて最終的にバレンタインさんは処刑されてしまったのです。
処刑の執行日である2月14日が家庭と結婚の神でもある女神・ユノの祝日だったこともあり、この日が恋人の日となったそうです。
女性が男性にチョコレートを贈るのは日本くらい。日本の企業のキャンペーンの結果だというのは有名な話ですね。世界的にはチョコレートでなくても良いし、男性女性どちらからでも良いです。
最近はチョコレートに限らずお菓子を作る人も増えているよう。三宅商店スタッフも皆んなスイーツが大好き。そこで三宅商店の食材を使った簡単ヴィーガンパンケーキの作り方を紹介します。
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ヴィーガンパンケーキの作り方
(約2枚分)
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【1】玄米粉100g、小麦全粒粉100g、重曹小さじ半分に、ライスミルクをお好みの硬さになるまで(カップ一杯前後)少しづつ加えて混ぜ合わせます。
【2】お好みの油を小さじ1杯程度、フライパンに敷いて弱火でじっくり焼きます。
【3】お好みでココナッツオイル、ローカカオニブ(チョコじゃん!)、メープルシロップ、ピーナッツバター等々をかけて出来上がり。
忙しくてもパンケーキは簡単に作れるから、皆さんも手作りスイーツをふるまってみては?
3.甘いものにはやっぱり
コーヒーですかね。
いろんなお茶も飲みますが、なんだかんだコーヒーを飲む頻度が一番高いように思います。特にチョコレートとかパンケーキにはキリッとした苦味のコーヒーがよく合いますよね。三宅商店が取り扱っているスローコーヒーさんの豆は、お好みに合わせて2種類のテイストをご用意しています。
・エクアドル産の『ちょっとすごいコーヒー』は深入りならではのコクと苦味に爽やかな甘み香る深入り。
・東ティモール産の『いいっすよコーヒー』はマイルドで軽快な飲みやすさの中深入り。
コーヒーの味の好みにはには東日本と西日本であるそうで、まるで醤油のようですね。東は苦味が強めでコクがあるのが好み。西はマイルドでさっぱりが好みらしいです。筆者は東日本の生まれで、ものの見事に苦めのエクアドル産が好みでした。
あなたのお好みはどちらですか?
共に『豆』と『粉』をお選びいただけます。
4.特別な日を彩る優しい灯火
さてコーヒーのいい香りがしてきました。
スイーツをお皿に盛り付けて、折角なので照明を落としてキャンドルに火をつけてみましょう。
三宅商店で取り扱いを開始したばかりのノーザンライト社のキャンドルはミツバチたちから搾取する事なく、共生することを選んでいます。巣枠からはみ出た余分な巣(ミツロウ)だけを採取するので、ミツバチにとっては巣の掃除になり、良い関係を保っていけるんです。
そしてハチを育むことは、ユーカリの森、そしてそこに生きる生態系を育むことにもなる。1kgのミツロウを作り出すのにミツバチたちが移動しなければならない距離の総数はゆうに地球8周分。途方も無いですよね。貴重な光です。
10年単位で成長する木材を使った焚き火の炎から、途方も無い時を経て生まれる化石燃料や放射性物質から成る光まで、どれ一つとして浪費して良いものはございません。
キャンドルの優しい光を眺めていると、「あっ、これで十分だったんだな」と気づきます。特に現代人はスマホを肌身離さず、パソコン作業も多いので強い光にさらされてなかなか休まる時間がありません。
慎ましく優しい光の下で、コーヒーをすすりながら美味しいスイーツを食べることで発見できる世界があるのでは無いでしょうか?
イベントごとというと、どうしてもその華やかさに流されがち。でもそれで生産者がないがしろにされたり、浪費が促進されては折角のイベントがもったいないですね。
今回紹介させて頂いたチョコレートとコーヒーは、生産者さんたちが健全な環境で働いて、しっかりとした対価を得ることができる商品。キャンドルもミツバチや森の生態系を破壊しないものです。
どれもオーガニック製品ですので、生産者さんだけでなく、当然ユーザーにとっても安心の商品たちです。近くにいる人たちは当然のこと、直接的、間接的に関わる全ての人に、生き物に、地球に愛を振りまいていきたいですね(無理矢理)
5.他にも大事なイベントが
以上で今回のメルマガも終わりです。
と思いきや未練がましくもう少し引っ張ります。
本当は日本の伝統行事である節分をテーマにしたメルマガにしたかったのですが、商品展開的にネタが無く、メインストリームに流れていって(流されてはいません)バレンタインとなりました。
今年は西暦2月4日が寒さのピークを乗り越えて春に向かい出す『立春』
そしてその前日の2月3日が『節分』です。
今でこそ節分イコール「鬼は~」と豆をまいて厄を払う日だったり恵方巻きを食べる日として認知されていますが、元々の意味は四季を分ける日として、1年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。
ちなみに立春・立夏・立秋・立冬前の18日間を『土用』と呼び、季節の移り変わりと、その時期その時期の体の反応の変化を表してきました。
うなぎを食べる土用は立秋前。季節の変わり目は体調を崩しやすいですから滋養をつけて夏を乗り切ろうというものです。
話は春の節分に戻りますが、やはり季節の変わり目は邪気が出るということで、その厄払いが豆まきだったのです。
春夏秋冬の四季に土用を合わせて『五季』
三宅商店の染物商品でお馴染みの冨貴工房の冨田貴文氏が土用についてのわかりやすい本を書いておりますので、掘り下げたい方は是非。
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