年末最終発送のご案内&おせちと養生

和暦 霜月十三日

2020.12.27


<三宅商店より、年内最終発送のご案内>

年末年始を快適に過ごす準備、できていますか?

年内の最終発送日は12/29です。

28日までのお買い物分は、年内にお届けできます。

この時期に合わせて、調味料、保存食、防寒グッズ、いろいろ取り揃えました。

ぜひチェックしてみてください。




<年末年始の伝統食は、季節のくすり>

前回、調味料はくすりです、という内容の記事をお届けしました。

【三宅商店ブログ】冬至をすぎて冬本番!~調味料は薬です~

https://miyakestore.themedia.jp/posts/12308638


年始の食卓をかざるおせち料理も、健康を高める養生食であり、いろいろな意味がこめられた縁起物でもありました。

今回は、そのあたりを触れてみたいと思います。

まずはおせちのいわれ(意味、縁起)などから。

※以下、『知っておきたい日本のしきたり』(武光誠 /角川ソフィア文庫)から引用

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お節とは、もともとは「節句」とよばれる季節の変わり目に、神様に供える料理を総称するものであった。

もともとのお節には、決まった形式はなかった。

しかし、江戸時代に贅沢な正月のお節料理の形式ができると、正月料理だけが「お節」と呼ばれるようになった。

正月のお節料理の形がつくられた時期には、お節は『三つ肴』を中心とするものという考えがあった。


関東の三つ肴・・・黒豆、数の子、五万米(田作り)

関西の三つ肴・・・黒豆、数の子、たたきご牛蒡


これらはいずれも、陰陽五行説にもとづいた、よい春を迎えるための縁起物である。

陰陽五行では、黒豆の黒い色は魔除けの色と考えられた。

また牛蒡も黒い食物と考えられて、魔除けの効果があるとみられていた。

そのために黒豆や牛蒡を食べることによって、農耕を妨げる魔物を追い払おうとしたのである。

ニシンは、春に先立って日本にやってくるので春を告げる魚とされた。

そのためにニシンの卵「数の子」がめでたいものとされたのである。


またカタクチイワシを干した五万米は「田作り」ともよばれて、豊作をもたらすものとされた。

これは、多くの農家がカタクチイワシを干して肥料に用いていたことによる。

陰陽五行には「水」の性質をもつものが「木」の性質をもつものを育てるとする考えがある。

水に生きるイワシは、木の性質を持つ植物(農作物)に力を与えるとされた。

このように、お節料理は、江戸時代の人びとが信じた陰陽五行説と深い関わりをもっている。

(引用以上)


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栗きんとん、酢蓮根、里芋、くわい、etc。

沢山のおせち料理がありますね。

和暦の年越しの前に、あらためて紹介したいと思います。

今回は、ここで視点を「養生」に切り替えて、

岡部賢二さんの『マワリテメクル小宇宙』から、

いくつかの文章を紹介させていただきたいと思います。


ー以下『マワリテメクル小宇宙』より引用


◎海のエキスで精をつける

日本では昔から、日本の大地に不足する微量ミネラルを、ミネラル濃縮エキスである海の恵みで補ってきました。

天然の塩や海藻には、大地に不足するミネラル成分がすべて揃っています。

海藻を常食すると、髪の毛が黒くなり、シミやホクロ、ソバカスなどの血の汚れからくる症状も改善されます。

また海藻には、細胞の再生やタンパク質の合成といった、成長、発育、生殖を助ける亜鉛という成分が多く、腎臓や膀胱で特に必要とされるビタミンCも多いことから、海藻は「腎(生育・成長・ホルモンの働き)」にとっての最高の食薬になります。

◎大豆とイソフラボン

黒豆や大豆などの豆科の植物からイソフラボンという成分が発見され、それにより内分泌の働きが調整され、老化防止に役立つことがわかってきました。

腎臓と類似した形の豆により「腎」の働きが高まることが、科学的にも証明されたわけです。

豆腐や高野豆腐、納豆、味噌、醤油、ゆば、きな粉などの大豆加工食品には、イソフラボンが濃縮して含まれるため、おすすめです。


◎「腎」と共鳴する黒色食品

「腎」と波長共鳴するエネルギーを持つ食べ物としては、黒豆、黒ごま、黒米、そば、海藻、ごぼう、きくらげなどの黒色食品があります。

「腎」は体液の調整を通じて、血圧の調整をしています。

黒ごまには、ホルモンバランスを整えるイソフラボンが豊富なので、内分泌バランスのトラブルにはごま塩を用いると良いでしょう。

そばの実は、黒い三角形で、前立腺や子宮のような三角形の臓器の機能改善になります。そばにはルチンという血管を丈夫にする成分が含まれるため、高血圧の予防になります。

黒色食品には、「腎」を活性化するミネラル分と内分泌を整える成分が多いようです。黒色食品を上手に活用してください。


◎冬にあったビタミンC

小豆やレンコン、海藻、三年番茶に含まれるビタミンCは体を冷やしません。

ビタミンCにも陰陽があるのです。「腎」は冷えに弱い臓器なので、陽性なビタミンCがおすすめです。


以上『マワリテメクル小宇宙』(岡部賢二・著)より引用させていただきました。


◎「冬の養生」グループ作りました!

冬は一年の疲れを養生してエネルギーを補充し、新たな始まりに備える時期。

冬は五行説では「腎」にあたります。

腎は生命を維持するエネルギー源=精を蓄えています。

冬の養生の要である休息とエネルギーの充電にピッタリの商品をピックアップします!

是非、健やかな冬のためにお役立てください。


【年末年始の商品発送について】

◎クレジットカード・代金引換でお買い求めの場合

12/28(月)までのご注文は年内発送となります。

それ以降のお買い物は1/5(火)以降に順次発送いたします。

◎振込・コンビニ払いでお買い求めの場合

12/29(火)朝9時までに入金の確認が取れたものまでが、年内に発送可能となります。

それ以降のお買い物は1/5(火)以降に順次発送いたします。


<今回の記事担当:たか>

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