冬至とうどん 新たな動き始まる!?

今日は二十四節氣の一番最後 ’ 冬至 ’ です。

この日、私たちの住んでいる北半球では日照時間が一番短いため、一年で一番陰のエネルギーが集まる日と言われています。

高められた陰のエネルギーがこの日を境に 陽へと転換される日である冬至は、陰のエネルギーの『デトックス』と『終焉』と陽のエネルギーの『スタート』『再生』の交わる大切な1日です。

一陽来復(いちようらいふく)という言葉もあるように、冬至を境に運が向いてくる、つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!

昨日までの様々なことは今日を迎えるための浄化だったのですね。

また太陽の新しく生まれ変わる日、太陽の誕生日とされ、世界中で古くから「太陽の再生」を祝うお祭りが催されています。


冬至と占星術

冬至は毎年おとずれますが、今年の冬至はとても特別な日のようです。

というのは、占星術では「太陽」が山羊座0度になったタイミングを冬至と呼ぶのですが、今日はなんと!「土星」が「太陽」とぴったり重なるように、山羊座0度にあるのです。

そもそも「土星」は山羊座が本来の場所(ホームタウン)なのですが、一つの星座に巡ってくるのはおよそ30年に一度。つまり、土星は約30年ぶりの「故郷帰還」になるわけです。

しかも!「土星」が「太陽」とぴったり重なる冬至が前回いつにあったかというと、今からおよそ150年前の1870年の冬至になるそうで、150年レベルでの新しい時代の幕開けと言ってしまっても過言でないぐらい、占星術的にはすごい日なのだとか。

「土星」は今日からおよそ3年間、山羊座に滞在します。ちなみに、前回「土星」の山羊座滞在であった1988年12月〜1990年12月の間に、“ 昭和 ” から “ 平成 ” に年号が変わりましたが、奇しくも今回も年号が変わりますね。

社会ルールを支配する「土星」+「山羊座」の新しい時代は、すばらしい世界への幕開けとならんことを、切に願います。


冬至と言えば・・・

さて、話を戻しまして、冬至といえばかぼちゃとゆずですね。

ゆず湯に入るのは、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」と言う語呂合わせからきているという話は有名ですが、やはり一陽来復の日に、運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)としての役割もあります。

柚子のあの強い香りで、新しい一年に邪気を寄せ付けないようにとの意味も込められています。

また、ゆずの木はとても寿命が長く、病気に強いので、ゆず湯に入ることにより無病息災を祈る風習になったのだとか。

みかんなどの柑橘類といえば暖かいところで栽培されることが多いですが、寒さにも強いゆずは日本人の生活習慣に欠かせないものとなっていますね。

その他ゆずに関するオモシロイ記事はこちらからどうぞ。

では、かぼちゃを食べる習慣はどこからきているのでしょうか?

かぼちゃはカンボジアがなまってかぼちゃとなったと言われるくらい、暖かい国が原産の食べ物。旬も夏ですね。俳句の季語は秋だそうです。

ちなみに保存するときは常温の方が、追熟が進み、甘みが増します。かぼちゃだけではなく、さつまいもなどの南国からきたものは寒さにやられて腐ってしまうことが多いので、我が家では暖かいお部屋に入れて保存しています。

これは我が家で収穫したかぼちゃくん。食べ頃です。

脱線ついでに、かぼちゃは種取りもとっても簡単なので、おいしいかぼちゃに出会った時はぜひタネをとっておきましょう。

きれいに洗って、水に浮かんできたのがいいタネです。

芯まで乾燥させれば出来上がり!

かぼちゃは交配しやすいので、来年また同じお味のかぼちゃが収穫できるかは賭けですが、交配されて、オリジナルの味のかぼちゃをつないでいくのも面白いですよ!


話を冬至に戻して、なぜかぼちゃかというと、やはり語呂合わせからのげん担ぎ。

「ん」のつく食べ物を食べると幸運がついてくるという言い伝えです。

冬至の七種は「ん」が2つつくもので「なんきん(かぼちゃ)」「にんじん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」でこれらを食べると病気にかからず、うどんは運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世するといわれています。

かぼちゃ意外にもたくさんあるんですね!

うどんを「うんどん」と言っちゃうところがまた無理やりで、そして運(うん)・鈍(どん)・根(こん)で出世に通じるというのもあまりピンとこないのですが、気になったので、今日のお昼はうどんに決定!!


二川うどん

実は三宅商店小森温泉前店のお隣は知る人ぞ知るおうどん屋さんなのです。徒歩10歩。


おっ店主もいました!

なぜなら今日はこのおうどん屋さんの最終日なんです。

近所に住むお姉さま方3人が、週に数回集まってほっこりするおうどんを提供してくれていたのです。しかし、ご高齢になり、契約更新のこのタイミングで11年の歴史に幕を閉じることになりました。

お姉さま達と三宅商店スタッフは、お醤油をちょっと借りに行くような間柄。お姉さま達がいらしている日はお隣からきゃぴきゃぴしたお声が聞こえてきてとてもほっこりしていたので、これから寂しくなるなぁ......。

それに加え、お腹も心もいっぱいになるようなおうどんを食べられなくなってしまうのは、とっても寂しいです。

見てください!このきつねうどん定食

こちらはわかめうどん定食

これでたったの500円です!!

おにぎりのお米や小鉢に使うお野菜は、お姉さま達が育てたものなんだそう。

「車の運転ができないからなぁ、足も悪うなってお買い物にもなかなかいけんけぇ」と おっしゃって、「あるもんで」いつもおいしい一品を作り上げてくれます。

畑から採りたてのお野菜を、育てた方が調理してくださる、一番のご馳走です。

このお姉さまの笑顔を見に訪れる常連さんもたくさんいらっしゃいます。

皆様に愛されて11年。「もうけは度外視。ボランティアのようなもんだけど、みなさんの笑顔を見るのが嬉しゅうて」とお姉さまはおっしゃっていました。

店内にこんな古びた新聞を発見。

日付は2009年3月29日です。

お姉さま、この時点で73歳だったんですね!いつも笑顔でいることがお元気の秘訣なのでしょう。

いつも畑のことやお料理のこと、お祭りのこと、地域のこと、いろいろ教えてくださいます。


三宅商店、お姉さま達のお店を引き継ぎます!

二川うどんのお姉さま達からは、「気軽にお茶ができる場所が欲しい」とのお声をいただき、また大家さんからも活用して欲しいとのご要望をいただき、来月から三宅商店で店舗をお借りすることになりました。

ワクワクしますね!どんな集いの場になっていくのでしょう?

三宅商店とご飯屋さん。カフェ。アトリエ。ギャラリーどんな化学反応が起こっていくのでしょう?

冬至の今日、スタートと再生の日に、三宅商店の新たな羽ばたきの場が増えることをお伝えできることを嬉しく思います。


byまゆみ&ゆかちん


あっ、商品のご紹介を一つもできませんでした......。

陰気の頂点冬至なので、やはり今は養生が決め手です。

三宅商店 大人気商品のセット、養生セットで体を中から温めてくださいね

人間は36度の熱源だ!重ね着で熱を逃さずポカポカに。

冷えとり腹巻つきパンツ

大人気ヘンプレギンスも再入荷していますよ!

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