セイ!ホーホーホー
というわけでメリークリスマス。
ところで「クリスマス」ってなんなんでしょうね。そんなに記憶がありませんが、子どもの頃は特に深く考えませんでした。でも、今となってはけっこう不思議な気がします。
なぜお祝いするの?なんのお祝いなの?サンタクロースってなに?なんでプレゼントくれるの?キリスト教なの?キリスト教徒以外の人もやるの?
なんて様々な疑問が浮かびます。
実は何にも知らない?のかも。
自分に子どもはいませんが、知らないと聞かれても答えられないし、ちょっと起源を調べると面白そうじゃないですか。
冬至とクリスマス
年末年始はクリスマスとお正月など他のイベントが目白押しですっかり気にも留めなくなった冬至。実は世界中で古くから冬至を祝う冬至祭というお祭りが行われています。もちろんここ日本においても多くの神社などで今も行われているんです。
一年で一番日照時間が短くなる冬至はその日を境に「新しい太陽を迎える」というような意味があったようですね。
キリスト教化される前のヨーロッパでは「ユール(Yule)」という冬至祭が、12日間に渡って行われていたと言います。今でも北欧ではクリスマスのことをユールと呼ぶそうです。
ホワイトクリスマス
なんだかクリスマスには雪のイメージがちらつきますが、そもそもキリスト教の発祥の地は中東と言われています。相当前には氷河期のような寒い時期もあったとは思いますが、基本的には雪のクリスマスは北欧からきたものではないでしょうか。
クリスマスツリーは自然信仰をしていたゲルマン民族の風習が元になっているとも言います。
誕生日
キリストの誕生日という話も有名ですね。でも本当はキリストの誕生日は聖書にも記述がなく正確な日にちがわかりません。ここは多くの日本人が知らない点かもしれませんね。
ライバル
紀元後、ローマ帝国全体にキリスト教が広がり始めた頃、
土着の宗教として根強かったミトラ教は、拝火教とも呼ばれ火を崇めることで有名なゾロアスター教発祥とも言われています。そのミトラ教が崇拝する太陽神が再生する日がその当時12月25日の冬至でした。
キリスト教は、旧約聖書の「マラキ書」の「義の太陽」にイエスをなぞらえ、ミトラ教同様に、12月25日を祝うようになりました。325年の第1ニカイア公会議で、キリスト教会は、12月25日をイエスの誕生日に正式決定します。キリスト教とミトラ教の融合、そして、冬至祭の伝統を持つケルト民族やゲルマン民族を統合する狙いがあったと言われています。
サンタクロース
学問の守護聖人である4世紀頃の聖ニコラスがモデルだとか、ヨーロッパ各地のノーム(妖精)伝説が発展したとも言われます。
コカ・コーラ
有名な話ではありますが、サンタの衣装が赤白のカラーで世界的にイメージが統一されたのはコカ・コーラの広告から。色というのはイメージ戦略上、遠くからでも認識できるという点でも非常に重要です。
興味を持った視点からクリスマスを考えてみると、新しい事実を知ることができました。
そして、いろんなことを考えましたが、いい意味で深く考えずにいい面だけを楽しんでいけたら良さそうです。
俗にいう「性なる夜」も昔は「お祭りの日」とか別のオルタナティブがあっただけとも言えるかもしれませんよね。
そして、プレゼント交換。
大人同士であれば、「お中元」や「引き出物」とか昔からある習慣でしたね。
それがクリスマスのタイミング分増えたのならいいですよね。子どもにとっては言わずもがなですが。
そんな時に「使い捨てではない」とか、ちょっとでも「環境に配慮している」とか、「体に優しい」とか。
三宅商店ではそんな少しでも気を遣ったものを選んで商品を取り扱ってます。
告知はしていませんでしたが、実は密かにプレゼントラッピングも対応中です。まだ慣らし運転中なので、できる場合とできない場合があります。まずはお気軽にお問い合わせください。
さて、結局のところマジョリティーたちがプレゼントを贈る当日にこの事実を披露したのは、マイノリティーへのお誘いです。
そもそも冬至を起源とした外国のお祭りで、しかも定かではない日にちを元に盛り上がってるだけ。
だから、本当にオススメできるものを人にプレゼントするのは他の日でもいいってこと。
でも適当な日よりも、良い日を選びたい。
満月の日は感謝のバイブスがでているそうなので、来年のカレンダーや手帳にはわかるようなものを選んでみてはいかがですか?
スタッフ・ハグ山崎
参考
いい日本再発見
TRENDRIPPLE(とれんどりっぷる)
Wikipedia(ユールなど)
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