斑点米(はんてんまい)とネオニコチノイド

黒いお米が入っていたらそれは無農薬米の証です

普段玄米を食べているとあまり気になりませんが、精米したお米を食べる時、たまに黒いお米が入っていることに気づいたことのある方も多いと思います。異物ではないかとびっくりしないでくださいね!これはこのお米が無農薬で作られた証とも言えるものなのです。

この黒いお米、”斑点米”は、お米の穂ができたての、まだでんぷん質が液状の状態の時に、クモヘリカメムシがその汁を吸った跡なのです。

斑点米は私たちが食べても全く無害ですし、お味にも影響ありません。 ただ見た目が黒いだけです。

お米には1等、2等などの等級があることをご存知ですか?

これはお味や栄養素の等級ではなく、お米1000粒の中にどのくらいこの斑点米が入っているかによって決められるそうです。

当然、1等米の方が高く売れるため、農家の方は少しでも高く売れる様に農薬を使わざるをえないのです。

現在、カメムシの防除で使われている農薬は主にネオニコチノイドです。

お米の花が咲き、これから実に栄養を送りますというタイミングでこの薬を水田に混ぜ、この農薬入りの水が根から吸収され、稲の穂に蓄えられ、その実の汁を吸ったカメムシは神経を狂わされ、死に至るのです。

このゾッとする様な方法は、ただ白いお米を作るためだけに行われているのです。

日本では「ネオニコチノイドは人体には無害」などと言われ、使用を推奨されていますが、EU諸国では、ミツバチ大量死事件を受けて、その主要原因物質と考えられるネオニコチノイド系農薬の使用は禁止されています。ミツバチや昆虫を殺す成分がなぜ人体に影響がないと言い切れるのでしょうか。

安全性よりも、見た目を重視する今のシステムを変えていくためにも、斑点米が入っていても無農薬のお米を選ぶことによって、世界を変えていきましょう! 

三宅商店のコンセプト「Spend Sift」ー消費動向は世界を作るー の実践です。


今回の水車米は吉備中央町産の無農薬、無肥料で愛情いっぱいに育てられたコシヒカリです。

ハレの国のハレの日のごはん 水車米。

大切な人と食べてみてください。

九州の菜音ファームさんによる「自然栽培ひのひかり」は太陽の光を浴びて乾燥させています。土とお水と太陽と人のアートです。

お米の収穫後にフェアリーベッチを育て、春にすき込んだ田んぼで育てた「神喜米ひのひかり」

加古川の豊富な水と自然の力に、手間暇と愛情を注いで栽培したお米です。

こだわりの無農薬米粉も販売開始いたしました!

棚田百選に選ばれた田んぼのお米で作った米粉です。

熊本の水田で育てられた安心安全なお米の玄米を丸ごと製粉しました。

三宅商店の定番商品

byまゆみ

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