広大な自然の中に自生する「本当の意味でのナチュラル食品」Dennis Banks Products

みなさんは、デニス・バンクスという人をご存知でしょうか?

デニス・バンクス氏は、北米全体で4番目に大きい人口を持つと言われるインディアン・オジブワ族の出身で、1968年に創設された『AIM』というアメリカ・インディアンの権利運動団体の指導者でした。

米国政府を相手に武力蜂起したウンデッド・ニー占拠事件以降、10年近い逃亡を経て、『ロンゲスト・ウォーク』と呼ばれる新しい平和運動の形にたどり着き、全世界より賞賛を集めました。そして、彼らを苦しめていた「インディアン絶滅法案」を廃案に追い込むことに成功。アメリカ・インディアンの最高闘士として昨年の秋にお亡くなりになるまで、地球に対して大切なメッセージを伝え続けていらっしゃいました。

デニス・バンクス氏は、何度も来日されているのですが、なんと! 東日本大震災の23年も前の1988年に福島原子力発電所の危機的状況を感じて、福島第一原発の前でお祈りをされたのだとか。


ウランは母なる大地の中にあれば安全なものだよ。

しかし、一旦それを外に引き出せば凶暴なものに変化してしまう。

原子力を人間がコントロールすることは出来ないのだから、

ウランを母なる大地から引き出してはいけないのだ。


そんなデニス・バンクス氏は、リーチレイク・インディアン居留地の広大な自然の中に自生する「本当の意味でのナチュラル食品を、より多くの方々の食卓にのせること」を使命として活動しており、彼によって厳選された特異なスピリットを持つ商品を販売している企画がデニス・バンクス・プロダクツです。


生命としての人間は食べることによって食物、ひいては

地球や大地という生命体とのつながりを日々再確認しているのであり、

その循環を通して精神的な意味も含め、

環境全体とのバランスを整えているのだ。


彼の商品は、今日のファーストフード、ジャンクフードなどによる食の乱れに対し、現代人は今こそ自然から与えられた恵みのみを摂取する、昔ながらの食生活に戻るべきだという考えに基づき製造されました。

その昔、沖縄県那覇市の国際通り沿いにある喜納昌吉さんのライブハウス「チャクラ」にて店主がデニス・バンクス氏と対談したことがあるというので、二人で写っている写真の依頼をしたのですが、どうも対談中に店主の中で気持ちのすれ違いがあったらしく、にこやかな記念写真などはなく、対談のときに彼らが持参してたバックグランドの旗の写真しかないとのことで・・・こちらがその時の写真となります。

こちら、2007年12月17日にアメリカ合衆国からの独立を宣言したラコタ共和国の旗なのですが、この「ラコタ共和国」については本が一冊書けるほどの長い長い歴史物語がありますので、興味のある方はご自分でお調べになってみてください。

対談で機嫌を損ねてしまった店主なのですが、それはそれとして、デニス・バンクス・プロダクツの素晴らしさ、スピリットに共感し、即、三宅商店でも取り扱うことにしたのだとか。

この切り替えが、さすが店主って感じですね。



デニス・バンクス・プロダクツの素晴らしきメープルシロップ

口頭伝承や考古学的証明により、アメリカやカナダのインディアンはヨーロッパ人がやって来る遥か昔からメープルの樹液を採取して煮詰めていました。

伝説も色々あるでしょうが、次のようなものが典型的な話のようです。

ーーー

イロコイ族のチーフ、ウォクシスが狩猟に出かけるために、メープルトリーにかけてあったトマホークを引っぱり出した時木に傷がつきました。食事時になって、チーフの妻が泉まで水を汲みに行く手間を省いて、その木から滴り落ちる水を料理に使いました。

チーフが家の近くまで帰って来ると何か甘い香りがただよい、食事はとてもおいしいものでした。

以来、彼らはメープルトリーを軽くたたいて、この甘味源の確保を願いました。

ーーー

他の話も、やはりチーフが同じようにトマホークを取る時に木に傷を付け狩猟に出かけるのですが、たまたま木の下にボールが置いてあって、チーフの娘がクリークに水を汲みに行こうとしてこれを見つけ夕食に使うというもので、「ずっと火にかけてあったメープルサップは夕食時までには煮詰まってシロップになっていた」というものでした。

この時から、メープルシロップはネイティブアメリカンの食品にくわえられたのだとか。

リーチ・レイク居留地には一抱えほどの太さのサトウカエデが約3万本ほど自生しており、まだ雪深い2月頃から少しずつ樹液を出し始めます。

デニス・バンクス・プロダクツのシロップはこれらの樹液を新鮮なうちに森の中で少ロットずつ煮詰めて仕上げたものです。もちろんそこには添加物等は一切使用していません。



メープルシロップの採取方法

春先の凍てつく夜と日中の暖かさが樹液の糖分に最適の状態です。採取期間は非常に限られていて、大体 2 月末から3月末の間になります。

ドリルで木に小さな穴を開け、樹液を集めるためスパイクというメタルチューブのよう なものを軽く叩きこみます。このプロセスを私たちはタッピングと言っています。昔はこのしたたる樹液をバケツに受けて集めていました。

十分な樹液採取をするために、メープルツリーは40歳以上の樹齢で、直径10インチ、地表から54インチの高さが必要です。直径最大17インチまでの木は1カ所のタップ、直径18~24インチの木は2カ所のタップ、直径25インチ以上の木は3カ所のタップがあけられます。


このドリルの穴あけは、気温が氷点下になったときに木を傷つける危険を減らすために重要で、わずかに上向きの角度で穴をあけます。


大量に樹液を集めるためには、沢山の木にタッピングをして、それらをプラスティックのチューブに接続して一箇所のタンクに集めます。収集タンクへ樹液を集めるのは重力とポ ンプの力を使います。

毎シーズン、一本の木から集める樹液はその10%だけですので、 このプロセスが木の健康に影響を及ぼす事はありません。


樹液を集めたら、煮沸して一定の濃度になるまで水分を飛ばします。

1ガロンのシロップ を作るために、およそ40ガロンの樹液を要します。この場合の濃度は、一般にパンケーキ やフレンチトーストにかけるのに使われているものです。

メープルシュガーを作る場合は、さらに砂糖の結晶が出来るまで煮沸し続けます。1パウンドのメープルシュガーを作るために必要な樹液は50ガロン、あるいは5クォートのメープルシロップが必要です。


デニス・バンクスの指差しているのは、メープルシロップ製造の最終段階、ボトル詰めするための煮沸用のケトルです。上の段階を経たシロップはボトリングの部屋で再度熱を通し、それぞれのボトルやジャグに詰められます。

<販売元資料より>


メープルの木から樹液が流れ始めると春が始まる。

自然が私たちに樹液を飲み、人生の偉大さを味わうよう伝える。

長い冬の後に季節の変わりを待ちわびる。

メープルシロップが流れるのは春が来るサインだ。

我々は樹液を飲み、シロップを作る為にそれを沸騰し、

砂糖になるまで攪拌する。

これはグレートスピリットとメープルの木に、

私たちの命とセブンスジェネレーションの為の特別な祈りをささげ、

感謝する特別な時である。


「特別な祈りを捧げ、感謝する特別な時」の春。

あなたも是非、春の息吹を感じながら「私たちの命とセブンスジェネレーションの為の特別な祈り」と感謝と共に、このデニス・バンクス・プロダクツの素晴らしきメープルシロップを味わってみませんか?



特別の崇拝の念をもって食べ続けてきたマノーミン(ワイルドライス)

あれ?これって雑穀米じゃないの?

そんなお声をよく聞くマノーミン(ワイルドライス)は、アメリカ・インディアンが数千年も前から特別の崇拝の念をもって食べ続けてきたイネ科マコモ属の草の実です。

名前にライスとつくので米の一種と混同されがちですが、お米ではありません。

近年ではジェシカ・アルバも愛用するヘルシーフードとして海外セレブの間で人気となり、キヌア、アマランサスに続き栄養価が高い穀物として日本でも注目を集めているようです。


マノーミンはアメリカ・インディアンのお祭りや儀式には必ず供される、とても神聖な食材です。 

ミネラル分の豊かな水辺に自生していて、8月の下旬にカヌーに乗って手摘みされた実は乾燥、脱穀、焙煎され冬の食料として蓄えられてきました。

そば、玄米、大豆、パン等と比べ、アレルギーが起こりにくい穀物とされていますので、アレルギーで悩んでいる方におすすめの食材でもあります。また、マノーミン(ワイルドライス)にはグルテンが含まれていないため、アレルギー予防の食生活にもおすすめです。


大切な人と一緒に飲みたい、インディアン・ラブティー

インディアン・ラブティーは、アメリカ・インディアンの長い経験から編み出された、気分を高める9種類のハーブをブレンドした伝統のレシピの天然ハーブティーです。エキゾチックな香りとフレーバーが活力を与えてくれます。

アメリカ・インディアンの間では、昔から伝わる男女の間を近づける為のお茶として知られており、男性からのプロポーズにOKの印として使われました。

インディアンの若者が恋に落ちると、まず相手の父親に伝統的な方法で贈り物をし、許しを願います。許しが出ると、若者は相手の女性のティピーの前で求婚のフルートを奏でます。女性がその求婚を受け入れる時、その証としてスペシャルブレンドのインディアン・ラブティーを作るのだとか。

ステキな愛のサプリメントですね。

ほのかな甘い香りのブラックベリーの葉の他、サルサパリラ、白ヒノキの樺、バラ&ローズヒップ、ジンセン、オオグルマ、トウキ、マジョラム、リコリス、エキナセア、ベルガモットオイル、生姜が配合されていて、とっても上品な、すっきりとした、それでいて優しい味わいとなっています。

クセがないので、ハーブティーを飲み慣れていない人にも飲みやすいかと思います。

あなたも是非、大切な人と一緒に飲んでみてくださいね!


デニス・バンクス・プロダクツを購入することにより、アメリカ・インディアンの伝統文化への支援と、若者たちの仕事の確保にも繋がります。

食べて応援! 

デニス・バンクス・プロダクツの素晴らしき製品の数々を、あなたの食卓にも是非いかがでしょうか?


By ユカチン

0コメント

  • 1000 / 1000