岡山の梅雨入り頃に新入SHINEになりました。オガタマです。
東京生まれ東京育ち、初めての田舎暮らしがはじまりました。
東京での生活が嫌いになったわけではなく、むしろ都会は大好きなタイプです。
三宅商店のある岡山県吉備中央町に来て約1ヶ月が経過。
ここでの生活は、
山に住む動物たちが、時たま存在を知らしめに現れ(上野動物園で見たことあるような)
蝶々の大群が踊り(虫は苦手)
店先にツバメが巣を作り、ヒナを育てる(そして蛇に食べられある日姿を消し、自然の摂理に胸を締め付けられる)
蛇や蜂、ムカデの対処法に恐れおおのき(殺せないし後処理もできないどうしよう)
夜にはオフィスの隣を流れる川に、無数の蛍のネオンライトが優しく点滅して(有機ライトに感動)
空にはプラネタリウムが広がる(本物の方)
雨が降って大地が白い息を吐き、風が走って山が動く。
漢字の通り「自然」とは自然のあることで、都会のような自然がない暮らしは「不自然」なのかもしれないと思うほど、自然の中に住まわせてもらっている気持ちになる生活です。
(店舗に現れたムカデの対処は、遠くから見守ります。)
その他、
採れたて新鮮野菜を大家さんが分けてくれ(オーガニック野菜を高い値段で買っていた)
毎日みんなでテーブルを囲んでご飯を食べて(典型的な東京の共働き両親核家族育ち&外食生活)
すぐにカーブのくる道でマニュアル車操作に奮闘し(2速20キロで安全運転)
仕事の後には温泉に浸かる(塩素消毒された中目の銭湯も好きだけど)
東京の生活では、なんでもお金を払って業者に任せていたことを、ここでは当たり前のようにみんなが自身でこなしていて(しかもプロ級に)わたしはここに来て、何もできないし知らない自分に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
便利な世の中ってなんだろう?
働くってなんだろう?
人との繋がりってなんだろう?
「田舎暮らし」とは、自然と共に生活することの術を持ち合わせていく自立的な暮らしのことで、そしてそれはとてもかっこいいことだと、商店のみんなと過ごしていると日々感じます。古き良き昔の生活にひたすらに”戻る”ことでは決してなく、先人の叡智を体現して心身にとり戻すことが、自然環境を守りながら”進む”ことの前提のようにも思うのです。
東京から岡山の移住に際して、お世話になった(なっている)方々にお礼をしなくては。
と思い、
できました。三宅商店お中元セット。
感謝の気持ちが、環境や人権、動物たちを守る活動とともに広がりますように。
タマ
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