「ちょっと気になってはいるんだけど、使い方がよくわからないし・・・」
なんてお声を、ちょくちょくいただきます。
そうなんです。インドハーブ製品は今までの概念とは異なり、使い方がちょっとわかりづらいのが玉に瑕なのですが、「一度ハマってしまうと、もう手放せない!」っていうこの感動を是非皆さまと共有したいのですっ!
ってことで、三回に渡って皆さまに「インドハーブの世界」をご紹介したいと思います。
シャンプーなのに粉? 「100%植物の粉」のハーブシャンプー
インドで「髪にはアムラ」と言われるほど髪に良いとされるアムラ
髪にツヤを出し、西洋の香水にも使用されている芳香のカチュールスガンディ
※使用は根部分
抜群のトリートメント力を持つヘナ
の、シンプルな4種類のハーブのみ。
ヘナの配合率が高いので、他の香る髪シリーズのハーブシャンプーに比べてトリートメント作用に優れており、ヘナの配合率が高い故にヘナとの相性が一番良いのも、おすすめのポイントです。
一般的に、「しっとり、ツヤうるになる」というお声が多いのもヘナのトリートメント力によるものでしょうか。
一方、
清浄作用に優れるニーム
油汚れを吸着する白い泥の粉、ムルタニミッティ
の3種類をプラスした、髪と頭皮のための7種のインドハーブを配合しています。(まぁ、ムルタニミッティは “ハーブ” じゃないですけど......。)
また、香り成分としてラベンダー油、イランイラン花油を配合しているので、インドハーブの香りが苦手という方におすすめです。
洗浄力が高いハーブを多く使っているので、さっぱりとした洗い上がりとなっています。
農薬・肥料・薬品使用ゼロのハーブ達
ハーブシャンプーに使用のシカカイとアムラは野生のもの、ヘナとカチュールスガンディ、ニームは無農薬・無肥料の栽培物を使っています。
ハーブには天然の農薬のように、それ自体に抗菌殺菌・害虫駆除作用があるものがあります。例えばヘナやカチュールスガンディがそれにあたりますし、ニームなどもその典型的な例でしょう。ヘナはインドでは伝統的に虫除けとして、田畑や家の生垣などに使用されてきた歴史があります。
また、皆さまご存知の通り、インドは添加物天国です。ありとあらゆるものに添加物が使用されますがインドの法律ではすべての添加物を成分表示する義務がなく、各種の添加物が使用されていてもパッケージには記載されていないことがほとんどです。
そんなこんななお国事情のため、マハラニ製品はインドで既に粉末化されたハーブは一切使用しておらず、葉っぱのまま、あるいは実のままの「素性のしっかりした」ハーブを使用し、その上、マハラニ製品を製造するインド現地企業は、薬品類は一切扱っていないSM HEENA社に依頼しています。工場敷地内には薬品は一切ありませんので、混入する心配もありません。
一般的に、インドのヘナ関連の工場では薬品入りのヘナと薬品入りでないヘナが生産されており、両方の製品が同じラインにて(同じ機械を使用して)製造されていることも少なくありません。そのため、なにかの手違いで薬品が混入してしまう心配がありますが、マハラニ製品は「化学薬品ゼロ宣言」の工場で生産していますので、安心してご使用いただけます。
私、数年前までマハラニ製品を作っている会社に勤めており、インドでの製造工程をシカトこの目で確かめて参りました故、品質へのこだわり、薬品排除へのこだわりは、皆さまに自信を持ってお伝えすることができます!
泡が立たないシャンプーって??
自然素材と謳っていても実際「天然由来成分」などの名目で化工されている抽出物を配合している物も多いですが、これらは紛れもなく自然素材100%! なんたって、ハーブをただ単に粉末にしただけですからね。
なもんで、界面活性剤も入っていないため、一般的なシャンプーの様に泡は立ちません。泡が立たないので洗い流しも楽チンで、水の節約にもなりますよ。
稀に、泡が立たないと「洗った気にならない」とおっしゃる方がいらっしゃいますけど、泡で洗浄されるわけではないので何の問題もありませんし、後は慣れですかね、慣れ。泡が立たないので、初めは「ちゃんと洗えてるのかな?」なんて不安になったりしますが、ご心配は無用。ちゃんと洗えてるのです。
「スッキリなのにしっとり」っていう、頭の皮脂を取りすぎないハーブ達のマイルドな洗い上がりが癖になります。
昔から「髪はあまり洗うものでない」と先人達が言い残していますが、いつの間にか「髪は毎日洗わないと不潔である」という勘違いが深く擦り込まれてしまっており、毎日髪を念入りに洗うことで頭脂を取り過ぎてしまい、髪や頭皮の不具合に苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。
マハラニのハーブシャンプーは、毎日髪を洗う癖から抜けるための製品で、「ほとんど髪を洗う必要がなくなるように」というコンセプトで製造されている「使えば使うほど、使わなくなるシャンプー」です。
311の震災では多くの方が被災され避難所での生活を余儀なくされていましたが、そんな方々から「長期でお風呂に入れない生活が続いたけど頭が臭ったりベタついたりなどの不快な思いをすることがなく、気持ちよく過ごせた」という感謝のお便りをたくさんいただきました。
とは言うものの・・・
ハーブシャンプーを使い始めて「すぐにその良さを実感した!」という方ばかりでなく、「頭皮がベトベトして、髪がパサつく」という方も割といらっしゃいます。
前述の通り、ハーブシャンプーは脂分を取りすぎないよう作られてます。なので、市販のシャンプーや石鹸類を使用して毎日洗髪していたために脂を取りすぎてしまい、頭皮が過剰に脂を分泌させるBADループに入っていた場合、当然のごとくハーブシャンプーでは今までのように脂を落としきれず、「頭皮がベトベトして、すっきりしない」 になってしまいます。
このような状態からスタートした場合は、まずは気長に続けていただくしかないです。
この「気長に続ける」ってところで、「私に、お湯洗いだけで済ませる日が、果たしてやってくるのだろうか......。」と、心が折れる方がいらっしゃるのですが、大丈夫ですよ!
個人差があるので、2~3ヶ月かかるか、半年か、1年、あるいは数年かかるかわかりませんが、気長に続けていただくと必ず「あれっ?! なんか、めっちゃ調子いいんだけど!」という日がやってきます。かくゆう、私めもその一人でした。
このハーブシャンプーと出会う前はカラーリングやパーマをしていて髪や頭皮がめちゃめちゃ痛んでいたので、初めてハーブシャンプーを使った時は例外にもれず髪がバッシバシになってしまい、ブラシも通らず、超あせったのをよく覚えています。
ヘナを何回か繰り返し、オイルも使って、とりあえず髪がまとまり、落ち着くようになりましたが、それでもしばらくは毎日シャンプーしていました。
ハーブシャンプーを一袋使い切る少し前ぐらいのある日、「あれ? なんか髪の調子がめちゃいいんだけど! そういえば最近超忙しくて毎日シャンプーできてなかったけど、全然臭くないし、かえって調子よかったりするし!」と、毎日シャンプーしなくて大丈夫な自分に気が付いた次第です。(つうか、気が付くの遅いし......。苦笑)今では1週間〜10日に一回の洗髪、その間お湯洗いも無しで全然大丈夫になりました。
髪や頭皮が傷んでいる場合、まずヘナを数回、短期間で繰り返すと改善が早いです。(ただし髪が傷みすぎて、いわゆるビリ毛になってしまった場合は修繕不可能で、切るしかありません。でもヘナを続けていると、きれいな髪が生えてきます。)
頭皮が健康になり脂の分泌が正常になると、なんと! 頭を洗わなくても、頭が全然臭くないんです。!!!
このハーブシャンプーを使うようになって知ったのですが、正常な頭の皮脂のニオイって甘いのです。甘くて、ちょっとナッツのような香ばしさがあります。前の会社で「おばあちゃんが本当の頭の脂は臭くないと言ってたのがわかった」みたいな内容の体験談をいただいたことがありますが、本当に「わかる!わかる!」って感じなのです。
ちなみに、頭が臭くないのなら、どうなったらシャンプーするの?というと、私の場合はなんとなく髪が油っぽくなってきたり、痒くなったら、シャンプーかヘナをします。だいたい月に一回はヘナをしますので、シャンプーする機会が本当に少ないんです。なので、100gのシャンプーを消費するのに、半年以上かかります。めっちゃ、コストパフォーマンスいいんじゃね?って感じです。
体験談でよくいただいたフレーズですが、「今までヘアケアに使用してた、お金と時間と労力は一体なんだったの?」と、心から思います。この感動を、多くの皆さまと共感したい思いでいっぱいです。
By ゆかちん
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