アレヨアレヨという間に、三月に突入しました。
今年はあまり雪の降らない、いわゆる暖冬でしたが(とはいえ、それなりに寒かったですが)、日中は10度を超える日が増えてきた今日この頃。吉備中央町でもひしひしと春を感じております。
「ああ、今年こそは味噌を作ってみようと思ってたのに、すっかり春になっちゃって......」
なんて方、いらっしゃいませんか?
大丈夫! まだ全然間に合います!
というか、いかりみその碇哲也さんもおっしゃられている通り、世間一般的に味噌は大寒にしか作ってはいけないように思われていますが、ぜーーんぜん大丈夫!味噌は一年中、いつでも作っていいのです!
しかも、味噌作りってなんだかものすごく大変そうなイメージですが、やってみたら、あら簡単!なんでもっと早くに始めなかったんだろう......なんて思ってしまいますよ。
もちろん、一年分を一気に作ろうとすると(ご家族の人数にもよりますが)量が多くなってしまうため、重労働な感じになってしまいますが、一年中いつでも作れるわけなので、一気に作らなくてもちょっとづつ作ると良いのです。
ちょっと時間が空いた時に、一回がさほど負担にならない程度の量を作ると楽しんで作れる、つまり味噌に良い氣が入るし、その時々のいろんな味の違いも楽しめるって寸法です。
知らない間にできちゃった!
こちら、私が去年の4〜5月ぐらいに仕込んだ味噌です。
本当はカメなどの陶器がよかったのですが、なかなか買いに行く暇もなく......。我らが師匠である冨田貴史さん曰く、プラスチック容器やジップロックなんかでも作ることができるとのことでしたので、手近にあったプラスチック容器で仕込んでみました。
膨張して漏れるかもしれないと思ったので、フタまで1cmぐらいの余裕を持たせ保存。
いや、保存というか、はっきり言って放置でした。放置。
ある日、流し台下の冷暗所から出てきたこの容器を発見して、「あ、そうだ!味噌作ってたんだ!」と思い出したぐらいですから。(苦笑)
でもね、ちゃーーんと味噌になっていました。しかも、超絶美味しいお味噌。
「手前味噌、最高!!」
と、雄叫びをあげたのは、言うまでもありません。
あ、そうそう。これ、気になる人がいるのでは?と思って、わざと白い部分残したのですが(左下のところ)これはカビでは無いそうで、産膜酵母(さんまくこうぼ)と呼ばれるもの。少量だと食べられなくもないそうですが、風味が落ちるので取り除いた方が良いらしいです。
どうですか? 作ってみたくなりましたか?
大豆を柔らかく煮るのに少し時間がかかりますが、これも圧力鍋などを利用すれば、さほど難しくはないですよね。
あとは、塩と麹、そして大豆を混ぜ混ぜ、こねこねして、容器に入れて保存するだけ。
詳しい作り方は、↓ こちらをご参照ください。
ただいま、冨田貴史氏のレシピが付いた手前味噌セット、絶賛発売中です。
是非、あなたも美味しい手前味噌、作ってみてくださいね!
By ゆかちん
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